嫌な臭いが出てしまう原因は「腐敗」…有機物再生装置による堆肥化で「発酵」に変えよう

食品廃棄物とは、有り体に言うと「生ゴミ」です。

企業単位で食品廃棄物のリサイクルシステム構築を考えた時に、当然臭い対策は避けて通れないものとなります。生ゴミから嫌な臭いを感じるメカニズムには、微生物の働きが深く関わっています。

菌やカビといった微生物は生ゴミに付着し、生ゴミに残っている栄養を得て生きているのですが、人間が体の中で食べ物を消化していくように微生物も栄養を得る過程で生ゴミを分解していきます。

その際、副次的に嫌な臭いが発生してしまい、生ゴミから嫌な臭いが漂う原因となるのです。

生ゴミから嫌な臭いが出てしまうのは、生ゴミに含まれる栄養とそれらを腐敗させてしまう微生物、そうした微生物にとって過ごしやすい環境（湿気、適度な気温など）が原因であると言えます。

また、酸素もそれらと同様に重要なファクターの一つです。ヘドロ化してしまうメカニズムと同じく、悪臭の原因となる微生物には酸素が少ない環境を好むものも少なくありません。こうした微生物の働きは、実は「発酵」と全く同じメカニズムです。単に私たちにとって有用な結果であれば「発酵」となり、害となる結果であれば「腐敗」となります。

【ソイル・ジャパン】が販売する有機物再生装置は、微生物によってもたらされる「腐敗」を「発酵」に変えるシステムです。

微生物が起こす働きのメカニズムを踏まえて有機物再生装置を考えてみた時に、消臭対策をどうするのかはとても重要な問題となります。

【ソイル・ジャパン】の有機物再生装置はコンポストシステムとして強力というだけではなく、密閉した状態で堆肥化させるシステムの中に消臭システムもしっかりと組み込んでいます。

悪臭に加えて有毒ガスの発生も防ぐので、近隣施設との距離にかかわらずご活用いただけます。農場だけでなく高齢者の方向けの食事を提供する配食センター様などにもおすすめでき、人口が密集している都市部でも使える場所を選ばない有機物再生装置です。